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2024.5.4 練習試合 向丘サンダース戦 総括

練習試合 向丘サンダース戦の振り返りです。


結果 10-3〇


良かった点

・今日は先発の絢斗をはじめ、豪、隆太、智輝が6回を3失点に抑えてくれました。絢斗に関しては、投球の8割近くがストライクと抜群の安定感で、初回にエラー絡みの2失点がありましたが、自責点は0のナイスピッチングでした。

・打撃面では、良い当たりが多く見られました。長打も単打も、しっかりファーストストライクを狙っていく意識があったからこそのもので、非常に積極的に攻撃できました。雄介のライト前、智輝の左中間への2塁打、瑛祐のセンター前、絢斗の三遊間を抜くレフト前など鋭い打球のヒットが多くありました。その他でもセンター方向への強いゴロの打球が非常に多かったこと、しっかり転がして叩きつけての内野安打も多かったことなど、簡単にフライを打ち上げることなく叩けたことが非常に大きかったと思います。また、明太朗のサード前への見事なセーフティバントも、チャンス拡大と追加点に繋がった素晴らしい打席でした。


悪かった点

・走塁面での反省点がいくつかありました。ピッチャーが投げてからの二次リードが十分に取れていない場面が多くありました。バックネットが近かったのもありますが、キャッチャーが弾いた時に、ランナーの走る方向への体重の移動ができておらず、戻る方向に体重が乗っていて、スタートを切る二次リードになっていませんでした。「弾いたら行くぞ!」の意識での二次リードができていないと、せっかくのチャンスを逃してしまう結果になります。特に2塁ランナーは、3塁に進めるかどうかは得点に繋がることから非常に大きな違いになりますので、しっかり次の塁を狙った二次リードを取って欲しいと思います。

・守備の際の、バッターによっての外野手のポジショニングについて話をしました。左バッターの下位打線で身長の小さい選手の時、レフトやセンターの守備位置が後ろ過ぎてショートの後ろに落ちるヒットになる場面がありました。2アウトでランナーもいない状況でしたし、バッターを見てどんな打球がきそうかを想像することが大事になります。いつも同じ場所を守るのではなく、バッターの振りを見たり、前の打席でどこに飛んだかを確認したりしながら、どんな打球が来るかを考えてポジションを決めて動いて欲しいと思います。


総括

今日の試合後に、相手チームの監督さんから「よく打ちますね!」と言われました。積極的にしっかり振って強い打球を多く打てたことが理由だと思います。試合としては快勝でしたので、大会前の試合として勢いに乗れる内容だったと思います。

その他、悪い点とは言いませんが、2点ほど別で話をしました。1点目は、初回に2塁ランナーの智輝が瑛祐の鋭いセンター前ヒットで一気にホームに生還しました。センターからショートに中継されてのバックホームでギリギリでしたが、これは良い走塁でした。直後の大和が2塁ランナーの時に広翔がゴロでセンター前ヒットを放ち、今度は大和が2塁から一気にホームを狙って走りました。センターからショートを中継し、同じようにバックホームされ、今回はホームでアウトになりました。この場面では、センターは広翔の身長も見て瑛祐のヒットの時よりやや前に守っていました。さらに、センター前への打球も広翔の打球の方がゴロだったことから前進してきて捕球しており、バックホームまでの距離が近い状況でした。

同じ2アウト2塁の場面でも、1回目の智輝の時にギリギリだったことを考えると、相手の守備位置がさらに前であればホームへ帰るのは難しくなります。ランナーコーチャーの判断も非常に難しいと思いますが、そういった点も考えて、回すのか、止めるのか、を判断できるように練習して欲しいと思います。

もう1点は、ピッチャーの牽制のタイミングについてです。1アウトランナー3塁の場面で、0ボール2ストライクの状況で2球連続の3塁牽制をしました。バッターへのサインとしては、スクイズやエンドランは考えにくい場面ですので、ランナーを警戒するのであれば、その前の時に牽制で様子を見るのが良いと話をしました。リードがよほど大きいのであれば1球は牽制しても良いですが、暴投になると即失点に繋がることから、無理する必要はないことを話しました。逆にサインが出そうな場面では、もっと牽制を使っても良いので、そこは野手でも声をかけて「〇〇あるよ!」といった警戒をして欲しいと思います。

今日はチームの雰囲気も良く、みんなで戦うことができていたと思います。ベンチからの声も大きく出ていて、チームに勢いを感じました。この調子で明日からの防犯大会も楽しんで勝ち抜いて欲しいと思います。


監督 遠藤寛実


スコアラー 上原母

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