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2022.08.07 南部リーグ 有馬フレンズ戦 総括

南部リーグの有馬フレンズ戦の振り返りです。


結果 12-15×●


良かった点

・初回の守備で、四死球や長打でチームの雰囲気が悪くなっている中で、俊介が冷静にランナーのベース踏み忘れを見逃さずにアピールプレイでアウトを取りました。このプレーをあの雰囲気の中で練習通りにきっちり実行できた俊介には、正直私自信も大変驚きました。非常に素晴らしい判断とプレーでした。

・今日の試合では、内野ゴロでのエラーや暴投がなく、しっかりと打球処理ができました。ショートゴロ3つとピッチャーゴロ1つでしたが、捕球後に落ち着いた送球が出来た点も非常に良かったです。


悪かった点

・公式審判員の二井コーチからの注意事項です。キャッチャーをする選手は、ピッチャーの投球を捕る時にミットを動かさないように捕りましょう。ボール球を捕ってストライクのように見せるために動かす行為は、わざとやったとみなされるとストライクでもボール判定にされます。捕る時は、球の勢いに押されない様に止めるだけにしましょう。また、キャッチャーは試合全体のリズムを作る役割もありますので、常にテキパキと動き、ピッチャーや試合自体を待たせることが極力無いように頑張りましょう。

・ツーアウトでのライトフライで、ランナーが走っていなかったケースがありました。また、ワンアウト満塁でライトライナーの時は、ランナー全員が走ってしまい、捕球されたにも関わらずだれも戻ることもなかったです。このときはランナーのうち二人も6年生がいました。ルールを理解していないプレーで、走塁練習してきたことが出来ていなかったのが残念でした。

・初回に9者連続四死球という状況となりましたが、まだこちらがリードしている状況にも関わらず、もう負けた試合のような雰囲気となっていました。まだまだ取り返すチャンスも沢山ある初回であり、気持ちの落ち込んだ選手の雰囲気を全員が感じてチーム全体が暗くなっていました。失敗した選手の落ち込む気持ちは理解できますが、チームの雰囲気を悪くしてしまうということを考えて、無理にでも元気に前向きな表情をしてほしいと思います。


総括

今日の試合は南部リーグの試合で、本来は6年生の為の大会という位置づけです。6年生にはいつもはなかなかできないポジションで試合に出てもらったり、思い切って楽しむことが大事な試合でした。ですので6年生には基本フル出場して欲しいと思っていました。

ただ、今日は試合の雰囲気を6年生が盛り上げられずに、極端に落ち込んだり、道具に八つ当たりしたりと表情や態度に露骨に出たため交代としました。試合に出たくても出られない選手が何人もいる中で、出ている選手がそのような態度では、出ていない選手はどんな気持ちになるかも考えて欲しいと思います。うまくいかないことや失敗することがあるからこそ、ナイスプレーが出来た時の喜びがあります。うまくいかなかったときこそ、「次こそは」という気持ちで前向きに頑張って欲しいと思います。

今日の最高プレーは、先ほども書きましたが初回の俊介によるアピールプレーの、ベースの踏み忘れ確認はとても良いプレーでした。アウトに取ったこともそうですが、チームの雰囲気が全体的に悪くなっていた状況のなかでも、きっちりと自分がすべきことを忘れず、一塁を回るランナーがベースを踏んだかどうかを冷静に確認していたことが重要なポイントです。

ミスやエラーが続いた時などは、本来やるべきカバーを忘れていたり、カットに入るのを忘れたり、ぼーっと打球を見るだけで指示を出せなかったり、次のランナーがいることを忘れて送球が遅れたりと、練習ではできていた「本来自分がするべき役目」を忘れてしまうことが多々あります。そんな中で自分のすべきことが出来たのは、自分の役目を落ち着いて事前に想定できていたことと、練習の時から真剣にしっかりと繰り返し取り組んできた成果だと思います。捕る、打つ、投げる以外の、野球のとても大事な部分を学んでくれていたことがとても嬉しく感じました。


監督 遠藤寛実



四死球からリズムを失い、本来の実力を発揮することができませんでした。

ただ、主力選手が復帰して結果を出したり、試合に初出場した選手がいたり、はじめてのポジションに挑戦したりなど、チームとしての選手層が厚くなってきていると思います。

これからも切磋琢磨して、成長していきましょう。


スコアラー 稲田


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