2025.6.8 子供会大会1回戦 有馬フレンズ戦 総括
- arimakids
- 7 日前
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子供会大会1回戦 有馬フレンズ戦の振り返りです。
結果 7-3●
成長点・賞賛点
・今日は初回から豪が素晴らしいバッティングを見せてくれました。1打席目のセンターオーバーも、2打席目のレフト前ヒットも、どちらも初球のストライクを強く振り抜いた見事なバッティングでした。3打席目は2球目でしたが、タイミングを狂わされそうになりながらも、スローボールにしっかりタイミングを合わせて引き付けて強いゴロでレフト前に運び、自分のスイングをしっかり出来ているというお手本でした。常にファーストストライクを狙って打ちに行く積極的な気持ちも素晴らしかったと思います。
・陽斗が守備で非常に積極的なプレーをたくさん見せてくれました。センターオーバーや左中間、右中間への打球も多く、今日は全部で9本の打球がセンター方向に飛びました。その中で届く範囲に来た打球4本は全てキャッチしてアウトにしてくれました。抜けた当たりについても、「追いつくかも!」と感じるような非常に良い1歩目のスタートを切って追い、その内の1本ではダイビングキャッチを試みてくれるようなとても気持ちのこもった積極的な守備を見せてくれました。声もしっかりと出ていて、これが外野手の守備のお手本だという姿を存分に見せてくれました。
反省点・改善点
・今日の攻撃では、チャンスを作りながらも攻め切れない場面が何度もありました。特に4回の攻撃では、1アウト3塁の場面で連続見逃し三振という場面もありました。初回の攻撃にもありましたが、打席に立っていて2ストライクで際どい球を打たないというのは気持ちで負けていると言えます。一方で結果アウトになった場面でしたが、智基が2ストライクから6球連続ファールで粘る場面もありました。これは何とかして喰らい付こうとする気持ちがあるからで、際どい球もしっかりと打ちに行っているからだと思います。打席に立つ選手は、打たずに(振らずに)打席を終えることだけは絶対にしないよう、攻める気持ちで打席に入って欲しいと思います。また、外角を見逃す理由の一つに、立つ位置がベースから遠いというのがあります。ベースから離れて立つと、外角のボールは遠くに見えるのでボール球に見えて見逃してしまいます。まずはベースに近づいて立つことを徹底して欲しいと思います。
・チャンスの場面の凡打の中に、フライが多くありました。特に1死ランナー3塁の場面でのフライが3回あり、内野ゴロでも1点取れる場面に非常にもったいない攻撃となりました。練習では3塁ランナーを返すためにはゴロを打つことが必要ということは分かってやってきましたが、いざ試合となるとそれを忘れてしまったかのように簡単にフライでアウトになってしまっていました。相手チームはその部分で徹底した打撃をしてきて得点に繋げていて、こちらは必要な攻撃を徹底することができなかったことが得点できなかった要因でもありました。今後の練習では、どんな打球が必要か、どこを狙った打球が必要かを強く意識して、その方向に打球が飛ばせるようにしましょう。
総括
今日は初回の守備から、冷静なプレーで3塁ランナーを挟殺するなど、アウトに出来る部分をしっかりアウトにすることが出来ていたかと思います。攻撃でも初回に叶夢のライト線へのタイムリー3塁打で先制するなど、良い流れが作れていたとは思います。しかしながら得点を許した回は1アウトからの四球の後の連打や、連続四球の後のタイムリーヒット等であり、2回以降リズムよく守ることがなかなか出来なかったとこも反省点かなと思います。それを攻撃面の積極性で盛り返したいところでしたが、チャンスでのフライアウトや見逃し三振等で得点できずに流れを取り戻すことが出来ませんでした。
悔しい敗戦になりましたが、チャンスを作ったり連打も出て攻撃力は付いてきていると思います。相手のセンターの守備に阻まれましたが、センター方向への良い打球もいくつもありました。これからの練習では、そうして作ったチャンスに対して必要な戦術(どんな攻め方が必要か)をもっと明確にして、一人ひとりがそれを強く意識してプレーすることを徹底していきましょう。
今日は開会式で豪が素晴らしい選手宣誓を見せてくれました。6年生にとっては残す宮前区の大会は秋季大会のみとなりましたが、今日の宣誓の中で豪が最後の1秒まで正々堂々とプレーすることを誓ってくれましたので、今後も諦めることなく今日の悔しさを糧に自分の壁を越えるべく頑張って練習していきましょう。
監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母
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