2025.5.11 練習試合 犬蔵ワイルダース戦 総括
- arimakids
- 5月11日
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練習試合 犬蔵ワイルダース戦の振り返りです。
結果 6-13〇(1試合目)、1-16〇(2試合目:5年生以下)
成長点・賞賛点
・バッティングに関して、1試合目も2試合目も、鋭く強い打球が増えてきました。初回の倫太郎のショートへの打球も、正面でしたが相手ショートが弾く強い打球で良いバッティングでした。叶夢のセンター前へのヒットや、陽斗のレフト前へのヒット等も低い鋭い打球でのヒットで非常に良いあたりでした。そのスイングで打球に角度が付くと、広翔のレフトオーバーや右中間への2塁打、豪の右中間への2塁打のように長打になっていきます。しっかりボールを見て、ボールの芯を強く打つ意識で全員がスイングできるようになれば、ヒットの確率は上がってきますので、迷うことなく振り抜くように練習しましょう。
・投手陣では、智基がエースらしく2回、3回を21球で6人で抑えてくれました。明太朗と叶夢もそれぞれ1イニングを3人で打ち取り、安定感ある投球を見せてくれました。広翔も安打は許しましたが1イニングを無失点に抑えました。健は2イニングで四球5つと制球に苦しみましたが、ピンチに何とか踏ん張って1失点で投げ切りました。倫太郎は1回で6失点となりましたが、四球は1つだけでした。守備のリズムの問題でもあり、投球自体は安定していたと思います。それぞれが良い部分を出してくれて、今後が楽しみなピッチングでした。更に投球に磨きをかけて、より安定した投球ができるようにしていきましょう。
反省点・改善点
・走塁面で非常に悪い点が出ました。2アウトでランナーが2塁にいる場面で、バッターが内野と外野の間に落ちるフライを打つ場面がありました。2アウトなので2塁ランナーはバッターが打った瞬間に全力で走るので、打球が落ちた場合はホームに帰ってくることが出来るはずです。しかし、今日は2度も3塁を回ったところまでしか進めない走塁をしていて、手を抜いた走塁としか言えないプレーでした。公式戦で1点を争う試合だったとしたら、その1点で勝ち負けが決まることもあります。野球が上手いとか下手とか関係なしに、全力で走るということは全員が出来ることだと思います。それを手抜きして走るようなプレーは断じてやってはいけないプレーです。この点は他の全選手がしっかりと自分のこととして感じて、二度とこういうプレーが無いようにして下さい。
・守備の時に、ランナーの動きを見ながら何をやろうとしているか、考えてプレーすることが必要です。今日の試合では、一度牽制で逆を突いた1塁ランナーが、その後も2球連続で盗塁する動きを見せているにも関わらず、その後牽制もせずに盗塁されました。また、1・3塁の場面では、1塁ランナーがゆっくりスタートして盗塁しているにもかかわらず、盗塁を刺しにいく動きもせずに2・3塁にしてしまいました。ピッチャーとキャッチャーだけでなく、内野手も含めてその辺の緩いプレーが、相手に余裕を与えてしまっています。このチームはちょっとでも油断したらだめだ、と相手にプレッシャーなるような隙の無い動きができるように、常に緊張感を持ってプレーしましょう。
総括
良い部分もありましたが、悪い部分や反省すべき部分も多く出た試合でした。試合中にも話しましたが、エラーやミスは練習不足なので試合後に自分自身で反省して練習して欲しいと思います。そういったミスではなく、やるべきことを全員がしっかりやるということが、まだまだ不足していると指摘しました。全力疾走が出来ていないことや、ベンチにいる選手がベンチの後ろの方やネクストバッターの近くで話をしていることも試合中に指摘しました。野球の技術以外のそういった点を当たり前にできるようにならないと強いチームにはなれないと思いますので、しっかりと集中して取り組めるようになって欲しいと思います。
バッティングも守備も投球も、全体的に良くなってきましたが、一方でバントやエンドランなどのサインプレーの成功率が下がってきています。状況に応じては必要な攻撃手段になるサイン攻撃ですので、そのサインが出された時の目的や意味をしっかりと理解して、確実に遂行できるように練習していきましょう。
レベルが上がってきたので注意事項も段々と細かくなってきます。目の前の壁を乗り越えて次のステップに進むためにも、苦手なことに打ち勝つ強さを身につけて頑張っていきましょう。
監督 遠藤寛実
<1試合目>

スコアラー 倉本母
<2試合目(5年生以下)>

スコアラー 上原母
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