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2022.10.15 南部リーグ 鷺沼ヤングホークス戦 総括

南部リーグの鷺沼ヤングホークス戦の振り返りです。


結果 2-8●


良かった点

・秋季大会で7月に対戦した時は5回コールドで敗れた相手でしたが、今日は前回よりもしっかりと守れたし、攻めることもできた試合でした。初回こそ点は取られたものの、良樹がしっかりと試合を作るピッチングをしてくれて、守備もそのリズムに乗ってエラーなく守ることが出来ていました。

・連打できなくとも、幾度となくチャンスを作ることが出来ていました。今回は絢斗が見事な2ランスクイズを決めてくれて、俊介もしっかり2塁からホームまで走ることが出来、真幸のヒット1本のみで2点を取ることが出来たイニングでした。しっかりサイン通りの攻撃が出来た結果で、素晴らしい攻撃でした。

・守備面では、大きなエラーもなく、要所でしっかり守り切ることが出来るようになってきたと思います。毎回3塁にランナーを背負いながらも、2回と3回は得点を与えずに守り切り、4回も最後は満塁となりましたが大崩れせずに2失点で切り抜けています。アウトに出来る打球をしっかりアウトに出来るようになってきた証拠です。この感覚を忘れずに、継続していけるようにしましょう。


悪かった点

・攻撃ではランナーを3塁まで進めることができながらも、得点は2回の2点のみとなっており、得点できずに終わることが複数回ありました。バッターだけでなく、ランナーやランナーコーチャーも、どんな打球なら走る、どんな打球なら戻るなどをいくつも想定しておくことが大切で、バッターが打ったらその打球に応じて動きを変える必要があります。咄嗟の判断や、思い切りも大事ですが、どんなケースなら走る・走らないをもう一度練習していきましょう。

・全体的に試合中の声が小さかったように思いました。勝っている時や、勢いよく攻めている時などは自然と大きな声で応援したり、仲間同士で声かけなどが出来ていると思います。チームに勢いをつけるためにも、どんどん元気な声を出していきましょう。


総括

試合の内容は、先週も今週もとても良くなってきているのは間違いないと思います。

個人個人の結果で考えた時に悔しいと感じる失敗の一つが、自分のいつものスイングで振れず、中途半端な打ち方になって三振したり、当てただけの打球になってアウトになる場合ではないかと思います。思い切り振って良い打球が飛んだときは、同じアウトになっても次は打てそうな気がしたりすると思います。なので、バッターボックスに立った時はしっかりと自分のいつもの素振りの振り方をするように心がけてください。自分の素振りの振り方(タイミング1・2・3!)で振って打てるように、ネクストサークルで待っている時や、相手が投球練習している時に、ピッチャーの動きに合わせてタイミングを計っておくことが重要です。

どうすれば打てる可能性が高くなるか、どうすればギリギリの打球を捕ってアウトにできるか、どうすれば相手のランナーを進ませないようにできるか、野球はいつも考えながらやることがとても大切になります。

2023年度のテーマでもある『考える野球』の基本的な部分になってきますので、いつも頭をフル回転させながらやってみましょう。

今日はベンチからも瑛祐、龍之介と、大和も一緒に大きな声で相手が何番バッターなのかを教えてくれていました。試合でグランドに出ている選手以外も、しっかりチームの一員としての役割を果たしてくれていました。こういった声は非常にチームにとって力になる大切なもので、とても良かったと思いました。

楽しみながらも結果に繋がる部分が多く出てくるようになりました。新人戦も近いですし、6年生と一緒に試合できるのも残りわずかとなってきました。6年生の良い部分を5年生以下の選手達はしっかりと学んで、新チームの選手だけでも同じような試合運びができるように頑張っていきましょう。


監督 遠藤寛実



我慢強く守り、チャンスも作りましたが、あとひと踏ん張り、あと一本でした。

いい試合でした。


スコアラー 稲田

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