2025.4.19 防犯大会1回戦 南野川ブルーアローズ戦 総括
- arimakids
- 4月19日
- 読了時間: 4分
防犯大会1回戦 南野川ブルーアローズ戦の振り返りです。
結果 5-12〇
成長点・賞賛点
・ピッチャーの智基が4回と2/3を3安打2死球のみで投げてくれました。今日は無四球で打たせるピッチングができていて、完投勝利まであと一人ということろでした。特に下位打線の投球は、無駄な力を入れずにストライクを取ることに集中して投げてくれて、安定感のあるピッチングでした。
・今日は全体的にしっかりと転がして打つことが出来ました。強いゴロも打てており、倫太郎と智基は前進守備のショートの右を抜き、そのまま左中間も抜けてフェンスまで転がる3塁打を打ちました。勢いがある強い打球だったのでフェンスまで転がっていて、しっかり打てている良いバッティングでした。豪のレフト前ヒットも強いゴロでしたし、陽斗は1死3塁でサードゴロを転がして3塁ランナーを返しました。フライとなった打球も、しっかり振り切って今日は外野の前まで飛ばせたことで慶も明太朗もヒットとなりました。強く振ることが出来てきたことで、全体的にヒットになる確率が高くなってきていると思います。
・全体としてはバントのサインを7~8回出した中で、今日は叶夢だけがバントをきっちり決めてくれました。2点勝ち越して、なおも無死二塁とチャンスが続く中で、しっかりバントでランナーを3塁に進めてくれました。次の智基の打席で内野が前進守備となったことで、ショートの横を抜ける3塁打に繋がりました。サインプレーをきっちりと決めて役割を果たしてくれることは非常に大事なことです。ベンチに戻ってきた時に叶夢本人は少し不服そうな表情でしたので打ちたい気持ちもあったと思いますが、この叶夢の仕事が3点のリードとなる追加点に繋がり、今日の勝利に大きく貢献してくれた打席だったと思います。叶夢にはこの結果に自信を持って胸を張って良いと思います。
反省点・改善点
・2回表の守備で、9番打者のショート左後方へのハーフライナーに対し、ショートの陽斗とレフトの明太朗が二人ともお見合いして打球を見送り、外野の後方まで転がる3塁打となりました。明太朗はショートの陽斗に任せたという声を掛けましたが、陽斗は明太朗が捕りに来ていると思い見送りました。積極的に捕りに行く中でも、お互いでどちらが捕るかをもっと分かりやすく意思表示するのが大事で、任せる選手がいつまでもボールを追いかけていくと、任された方の選手もぶつかってくるのではないかと不安になります。任せた方の選手は「任せた!任せた!」と言いながら後方に下がってカバーに回るなど、分かりやすく動くこようにしましょう。
・今日は攻撃でのサインミスがありました。2回裏の2点を追う場面で、2アウトとなった後に陽斗が四球で出塁しました。初球はボールで2球目に盗塁のサインを出しましたが、晃琉は打ってしまいサードゴロで3アウトとなりました。その後の回で逆転できたので良かったですが、もしかしたらそのまま相手に流れが行ってしまいかねない場面であり、非常に危険な場面となりました。ミスすることはあることなので仕方ないのですが、ここは大事な場面だぞ!ということを試合の中で感じられるようになることも大事です。誰にでも起こりうることなので、しっかりとサインを確認して、見間違いや見落としなどでのサインミスをしないように注意していきましょう。
総括
トーナメント戦の防犯大会の1回戦ということで、結果としてコールド勝ちできたことは良かったと思います。序盤はリードされる展開だったので、選手全員を出場させることは出来ませんでしたが、今日はベンチで支えてくれている選手達も、とても試合に集中してくれていて、全員で戦ってくれていたと感じました。ボールボーイをしてくれていた翔太も、スコアラーの上原母から「もう少し下がってね」と言われるくらい前のめりで試合を見て役目を果たしていましたし、守備に就く時のレフトとのキャッチボールも、みんな積極的に行こうとしてくれていました。応援歌もとても元気の良い大きな声で歌ってくれていて、出場している選手以上にベンチの選手もチームを支えてくれていたと感じました。
ベンチの選手が試合をしっかり見て、守備の選手に声や指示を出したり、攻撃の時にコーチャーと一緒にランナーに声を掛けたりすることで、チームが一つにまとまって非常に大きなチームワークが出来ます。これが全員野球ですので、これからの試合でも今日のようにみんなで戦って欲しいと思います。
監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母
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