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2025.4.20 防犯大会2回戦 鷺沼ヤングホークス戦 総括

防犯大会2回戦 鷺沼ヤングホークス戦の振り返りです。


結果 1-5〇


成長点・賞賛点

・今日の試合の勝利の一番の要因は、全選手が試合終了まで集中していたことだと思います。出場している選手ももちろんですが、ベンチでの応援やランナーコーチをしている選手も含めて、全員が最後まで大きな声で仲間を応援していました。途中で一度も「元気が無くなってきたぞ」とか「声が出てないぞ」ということを言う必要もなく、全員が勝つために一つになって戦えたことが一番の成長点だったと思います。

・練習したバッティング練習の成果を、全員がしっかりと出してくれたと思います。ソフトボールを重いバットで全力で振る練習をしたり、近い距離からの速い球を打つ練習をしたり、打撃の向上に向けて練習してきました。各自も自分で素振りをしたり、それぞれが努力を重ねてきた結果、今日の素晴らしい攻撃に繋がったと感じます。特に初回の攻撃では、豪の強烈なサードへのゴロにはじまり、広翔の弾丸ライナーのセンター前ヒット、慶の特大のセンターオーバー2塁打など、これまでのアリコとは違うぞという姿勢を相手に示すことができた素晴らしいバッティングでした。智基のレフトフライやセンターフライ、明太朗のセンターフライも、捕られましたが良い角度で打てた良い打球だったと思います。その他の選手も、今日は全員振り遅れることなく力強いスイングが出来ていて、宮前区でも屈指の好投手を相手に素晴らしい攻撃が出来たと思います。

・5回裏の追加点の場面では、1アウト2塁の場面で倫太郎が完璧なセーフティバントをサード前に決めてくれました。サインプレーの攻撃練習の成果をしっかり出してくれた見事なバントでした。さらに、その打球処理でのファーストへの送球を見て、迷わず2塁からホームへ走った慶の走塁もまた見事でした。3塁で止まるのではなく、次の塁を狙うという強い意志と判断が3点目の追加点に繋がりました。3塁ランナーコーチの明太朗も、その走塁の立役者であり、走塁が得意な明太朗らしい完璧なコーチャーの仕事をしてくれました。

・ピッチングでは、智基が5回を4安打2四球1失点と非常に良い投球で投げ切ってくれました。無駄な力を入れない安定した投球を昨日に引き続き見せてくれました。智基の日頃の努力がどんどんと結果として出てきていて、エースとしての自覚と責任感を持って投げてくれているなと頼もしく感じました。また、その智基のピッチングを支えている守備陣も非常に素晴らしい成果を出してくれています。キャッチャーの広翔が5回に3盗を刺殺してくれるなど大事な場面でもしっかり智基を支えてくれていますし、その他の守備でも今日はきっちりとアウトにできる打球をアウトに出来ました。レフト前ヒットを後逸するエラーはありましたが、捕球の姿勢は基本を守った取り方は出来ていて、その他はゴロもフライもしっかりアウトに取れていて、失点も最小限に抑えることが出来ました。この安定感のある守備があるからこそ、智基も安心して打たせることが出来るので、ストライク先行でテンポよく投げることが出来ています。ピッチャーと守備の一体感がある素晴らしい守りだったと思います。


反省点・改善点

・盗塁でギャンブルスタートを切るようにサインを出す場合があります。今日の試合では1・2塁の場面でそのサインを出しましたが、先にセカンド牽制をされて、リードが十分取れないままスタートしてアウトになる場面がありました。ギャンブルスタートは、しっかり余裕をもってリードが取れた上で、相手ピッチャーの癖を見破って走るサインですので、慌ててリードした時や、自分のリズムでリードが取れない状態では走らないようにしましょう。

・内野手の守備の時、ランナーがベースを踏んで回る時に、ランナーが走る部分に思わず立っていて注意を受けた場面がありました。長打などで相手ランナーがベースを回る時、走路(ランナーがベースを踏んで走る場所)に立っていてぶつかった場合は走塁妨害(ランナーの邪魔をした)として反則となります。タッチプレイなどが起こらない時は、ランナーの走るコースから少し離れてベースを踏んだかの確認をするようにしましょう。


総括

今日の試合は、非の打ちどころがほとんどない素晴らしい試合だったと思います。選手一人ひとりの成長が、チーム力全体を引き上げていて、こんな強い戦いが出来るようになったんだととても頼もしく感じました。その中で、今日はライトへの打球が3回飛びました。先日の試合でライトフライをエラーした晃琉が、今日はとても落ち着いてフライを捕球し、3つともエラーすることなくきっちりとアウトにしてくれました。特に2つ目のフライはややライト後方への打球でしたが、さっとバックしてしっかりとキャッチしました。先日失敗して悔しかったという晃琉でしたが、その後一生懸命練習して今日のような大事な試合できちんと結果を出してくれていて、晃琉本人の頑張りの成果だと思います。今日の晃琉のように、過去の失敗からそれを練習して成長に繋げる姿勢を、他の選手もどんどん見せて欲しいと思います。

これでベスト8となりました。次戦はシードの富士見台ウルフでさらに相手も強くなります。今日のような試合が出来れば、強い相手でも十分に良い結果がついてくると思います。チーム全員が一丸となって、次のウルフ戦も全員で勝利を掴みましょう!

今日は本当にナイスゲームでした!


監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母

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