2025.4.27 防犯大会準々決勝 富士見台ウルフ戦 総括
- arimakids
- 15 時間前
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防犯大会準々決勝 富士見台ウルフ戦の振り返りです。
結果 0-7●
成長点・賞賛点
・今日の試合では、これまで練習してきた守備面での成長が十分感じられる内容でした。特段に油断したり雑にプレーしてエラーするような場面もなく、守るべきところは守れていたと思います。先頭打者の強いファーストゴロを明太朗ががっちり掴んでアウトにしてくれましたし、ショートの豪も速い打球を安定感ある守備でしっかり捌きました。サードの慶の横への痛烈なライナーも、しっかり反応してジャンプしながらキャッチできましたし、その他のサードゴロも安定して処理してくれました。ヒットは仕方ありませんが、アウトに出来る内野の打球はきちんとアウトに出来ているので、今後はその守備範囲を少しでも広くできるように練習して欲しいと思います。
・2回以降は徐々に打たれていきましたが、智基が初回は3者凡退で抑えるナイスピッチングでした。持ち味であるタイミングを狂わせる投球で、内野ゴロ3つで打たせて取る素晴らしい立ち上がりでした。その後も打たれはしましたが四球1のみとストライク率は高く、安定した投球が出来るようになってきました。今後の課題として、強いチームになると徐々にタイミングの取り方を修正してきますので、速い球と緩い球を組み合わせて緩急をつけた投球と、内外角のコースを使ったピッチングを練習していきましょう。
反省点・改善点
・外野手の、打球への1歩目のスタートを早くすることが必要です。右中間を抜かれる打球が飛んだ時、ライトの健が打球への反応が送れてボールを追いかけることができませんでした。外野手は自分の守備範囲以外に打球が飛んでも、その打球のカバーに走ったり、返球に対してのカバーに動くなど必要な動きが必ずあります。そもそも1歩目のスタートが切れないとギリギリのフライの取れる範囲が狭くなってしまい、ヒットゾーンを広げてしまうことにもなります。内野手も同様ですが、打球に対する1歩目の反応を良くすることで、打球に対する守備範囲を広くできるように練習して欲しいと思います。
・今日は全体的にフライを打ち上げてしまうケースが多かったです。強いチームになるとフライを落とす可能性は非常に低くなります。決して振り遅れて全く打てないという感じはありませんでしたので、タイミング自体は取れていると思います。強く鋭い打球を打つためにしっかりボールを見て、ボールのどこを打つかを狙ってスイングするように練習しましょう。
総括
防犯大会が終わり、残念ながらベスト4進出は叶いませんでした。ただ、今日の試合でも感じたと思いますが、このレベルで試合に勝利できるようになることがベスト4進出には必要ということでもあります。今大会では、これまで手も足も出なかったヤングに対して、実力で勝利できる力を見せてくれて、一人ひとりの実力が確実にアップしてきていることを示してくれました。選手それぞれもとても自信に繋がったのではないかと思います。
今日の試合でも、守備力としては十分に通用することを示してくれましたが、一方で打撃に関してはウルフの打撃の技術を見て、その凄さも感じたと思います。ただ、言い方を変えれば、そのレベルの戦い方が必要になるところまで勝ち上がったということでもあります。ここまで勝ち上がって見た光景から、今後のアリコとしてのもう一段上の課題も見つかったと思いますので、これに満足することなく次は打倒ウルフに必要な力をつけていきましょう。
今日試合に出ていない選手も、それぞれ自分の得意な部分があると思います。一方で、苦手な部分もあると思います。試合の相手の実力に応じて、その試合で必要な力(打撃力、守備力、走塁力、精神力など)は違ってきます。自分の得意な部分を伸ばして誰にも負けないようにすると同時に、苦手な部分が他の選手並みに出来るようになってくるとレギュラーやスタメンを勝ち取ることに繋がってきます。そうして個人個人が能力アップすることで、結果としてチーム力全体が上がって強い戦いが出来るようになりますので、次の大会に向けても各自が自分の課題を持って練習に取り組んで欲しいと思います。
次はジャビットカップや会長杯(5年生以下大会)もすぐにスタートします。もっと実力アップして、次はベスト4以上を目指して頑張っていきましょう。
監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母
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