top of page
arimakids

2024.11.17 新人戦2回戦 野川レッドパワーズ戦 総括

新人戦2回戦 グリーンサンダース戦の振り返りです。


結果 16-4●


良かった点

・初回の守備から、センターの倫太郎が良いプレーを見せてくれました。右バッターの打球が右中間前方に上がったフライに対し、倫太郎が素早いスタートで打球に向かい、ランニングキャッチで見事にアウトにしてくれました。チームに勢いをつける素晴らしいプレーでした。更に最終回でも大量リードされての守備でしたが、センター後方への大きな飛球を素早く下がって振り向き、正面でしっかりキャッチしてくれました。打球に対しての反応がとても良くなってきていて、練習の時から1球1球に集中して取り組んでいる成果がしっかりと出ています。

・バッティングでも、倫太郎が初回に1アウト満塁でショートの上を越えるライナーでの2塁打を放ちました。倫太郎はピッチャーが投げた低めの球に対して、膝を曲げて状態を低く落とし、ボールに近づくようにしてバットを振りました。低めの球をバットだけ下げて打ちに行くのではなく、膝を使って調整して打ったことで綺麗なライナーになりました。突っ立って構えるのではなく、しっかりと膝を曲げて状態を低くして強く振る意識がとても感じられる打ち方で、他の選手も徹底して取り組んで欲しいと思います。

・第一公園での初マウンドとなった智基でしたが、初回は見事に打たせて取るピッチングが出来ました。2回以降は制球にやや苦しみましたが、コントロールできれば決してレッパでも抑えられない訳ではないことが分かったと思います。初回のようなピッチングを長く続けていけるようにさらに練習を重ねていって欲しいと思います。


悪かった点

・点を取られだしてからの守備での集中が課題でした。1アウト満塁での内野フライでは、ピッチャーの智基とファーストの明太朗の間のフライを2人で捕りに行って落球しました。この時、どちらもしっかりと声をかけずに捕りに行ったのが原因で、普段ならしっかり声を出して捕れているところがいつも通りできませんでした。プレーに入る前の事前の指示や声かけも少なくなっていたタイミングに起こったことで、普段通りを意識してプレーできるように練習していきましょう。

・初回の攻撃で3点を取って、尚1アウト2・3塁の場面で、陽斗が3塁側にセーフティバントをしました。サードランナーの叶夢がそのままホームに突っ込みタッチアウトになりました。先週までの練習で、スクイズではない場合のバントでは、二次リードの状態で様子を見て、野手が捕球してファーストに投げる動作に入ってからスタートの練習をしてきました。この場面もその練習の通りでよい場面でしたので、練習でやった通りのプレーをしっかり出せるようにしていきましょう。

・セカンドランナーに対する二遊間の牽制の動きが、ランナーに対してプレッシャーになっておらず、3盗を簡単にさせてしまっていました。右バッターの時はセカンドの慶が、左バッターの時はショートの豪が、それぞれ2塁のランナーに牽制があるフリを見せることでスタートしにくくさせます。その動きの効果がまだ足りなかったので、ランナーにはプレッシャーになりませんでした。試合後の練習で繰り返し説明して牽制練習をしたように、しっかりと動作の目的を頭に入れて動けるように練習しましょう。


総括

昨年の優勝チームという強豪ではありましたが、初回の攻防ではむしろこちらが優勢に試合を進めていました。初回の守備では好プレーもあり0点に抑え、裏の攻撃での得点も、しっかりタイムリーヒットを打って点を取れました。相手もすぐにピッチャーを交代し、レッパにとってもやや予定外という状況を作ることが出来ました。強いチームに勝つには、初回のようにこちらがしっかりといつも通りの自分たちのプレーをしながら、相手に予定外と思わせていつも通りにプレーさせないように抑えていくことが必要です。しかし2回以降はそれが逆転し、相手がいつも通り、こちらが普段のプレーができない状況になったため、結果的に差が広がった形になりました。

緊張もある中だとは思いますが、リードしてもいつも通りのプレーを継続していける気持ちの強さが大事で、これは経験を積むことも必要です。公式戦だけでなく、練習の時や練習試合でもそういった緊張感を常に持って、「ここぞ」という場面で緊張に負けずに自分の力が発揮できるように精神的にも強くなって欲しいと思います。

これからの冬の練習期間で技術力、精神力をしっかり鍛え、春にはリベンジできるように頑張っていきましょう。


監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母

閲覧数:61回0件のコメント

最新記事

すべて表示

Комментарии


bottom of page