2025.10.13 南部リーグ(6年以下戦、Jr戦) 有馬フレンズ戦 総括
- arimakids
- 10月13日
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南部リーグ(6年以下戦、Jr戦) 有馬フレンズ戦の振り返りです。
結果 2-7●(6年以下戦)、5-4●(Jr戦※5年生以下)
成長点・賞賛点
・1試合目は失敗が目立ったバントでしたが、2試合目の5年生以下での試合では、非常に効果的なバント攻撃が出来ました。初回、2回と得点しましたが、いずれもセーフティバントや送りバント、セーフティスクイズなどの色々な場面でのバントが決まりました。中でも、2番打者に入った明太朗が初回と5回にそれぞれしっかりと進塁させる送りバントを決めてチャンスメイクしてくれました。また、2回の晃琉のセーフティは、3塁線のライン上で止まる完璧なバントとなりました。更に、遼太はその晃琉のバントに続いてセーフティスクイズをきっちりと決め、貴重な追加点を上げてくれました。このところ練習でもバントの時間をしっかり取って練習してきましたが、その成果をしっかり見せてくれたと思います。ヒットを打つだけが得点する攻撃ではないことを見せてくれた良い内容だったと思います。
・守備の面で、内野ゴロや外野フライなど、積極的に動いての良い守備がいくつか見られました。外野では晃琉が右中間への難しいフライに対してランニングキャッチを見せてくれたり、右中間を抜かれた際も、センター晃琉→セカンド明太朗→ショート陽斗と中継プレーを繋ぎ、バッターランナーをセカンドで刺しました。その他でも、昨日練習したポジショニングの成果を見せて、叶夢がセカンドで難しい後方のフライを楽にキャッチしたり、2アウトで長打警戒で下がって守っていたファーストの智基への強烈なファーストライナーを捕れたり、工夫の成果が見られた部分も多くありました。また、打ち取った内野ゴロでのミスがほとんどなく、守備の成功率が非常に高まってきているのも成長だと感じました。
反省点・改善点
・捕球できる範囲での守備成功率が高まっている上で、もう少し工夫が必要な点として、自分が捕球する打球ではない場合の動きを覚えて欲しいと思います。2試合目の5回の守備で、2アウト2塁の場面に1・2塁間へバウンドするゴロが飛びました。ファーストの健が捕りに行きましたが、1塁ベースのカバーが間に合わず内野安打となりました。この場合はピッチャーが1塁ベースカバーに入るのがセオリーですが、それが遅れたことと、セカンドもベースカバーが間に合いませんでした。特にピッチャーは自分が捕る打球ではなくても、1塁方向へゴロが飛んだらベースカバーに走ることが必須です。結果的に失点には繋がりませんでしたが、こういったところをきっちりアウトに出来るかどうかが、1点を争う場面で大きく試合を左右することになります。事前の野手同士での声かけなども同様に、次のプレーに対する確認や備えをもっとできるように練習していきましょう。
・1試合目も2試合目も、失点したイニングでは複数の四球が絡んでおり、特に最初のランナーを四球で出塁させてから長打を打たれるケースが目立ちました。特に先頭打者への四球による、チームの守備のリズムの乱れは非常に大きく、日頃やらないようなミスに繋がることも多くなります。ボール先行にならないよう、早めのカウントから打たせるコントロールを磨いて、守備からリズムを作っていけるように頑張りましょう。
・打撃面で、相手投手のスローボールに引っかかって手を出してしまうケースが何度もありました。初球や2球目など、2ストライクに追い込まれていないにも関わらず、狙い球ではないスローボールを無理に打ちに行って凡打になっていました。積極的に打ちに行くというのは、ストライクは何でも振れということではなく、狙った球が来た時は逃すな、という意味です。2ストライクと追い込まれた時は狙い球以外のストライクは打っていくことが必要ですが、追い込まれるまでは、自分の狙い球をはっきりさせて打つようにしましょう。
・スライディングが必要な時には、絶対にスライディングするようにしましょう。今日の試合でも、送球が来ているのにスライディングせずにベースを踏んだ場面がいくつかありました。バックホームの際にホームに突入する場合や、盗塁してキャッチャーから送球が来る場合に、今日はスライディングしていなかったケースがありました。クロスプレーでの衝突回避や、全力疾走からの急激な減速による膝への怪我を防ぐためでもあります。これに関しては厳しく注意していきますので、スライディングは必ず行うように徹底してください。
総括
今日は南部リーグの試合で、6年生にとっては最後の公式戦となる大会が始まりました。今日は長打を浴びて悔しい敗戦となりましたが、あと2試合(松風戦、レッパ戦)が残っています。これまでの練習の成果を全て出すつもりで、悔いのない試合をして欲しいと思います。また、5年生以下のJrの試合も、1点差という悔しい負けとなりました。初回から先制点を奪い、序盤にリードする展開だったにも関わらず、中盤に投球が乱れて逆転を許し、終盤にチャンスを作ったものの、内野フライ等でチャンスを活かせず追いつくことが出来ませんでした。序盤はエンドランなども決まり、良い流れで得点できていましたが、後半凡打が続くと明らかに元気のなくなる選手もまだまだ見受けられました。中盤、終盤も序盤の流れをしっかり維持して試合運びできるよう、凡打やミスがあっても、試合が終わるまでは絶対に顔に出さないように努力しましょう。これは自分自身で変えていくしか方法がありませんので、メンタル強化を図るためにも、ミスや凡打の時ほど大きな声を出すように徹底していってください。
今日は悔しい敗戦になりましたが、6年生は残りの2試合、5年生以下は新人戦でのリベンジを果たせるようにそれぞれ全力で悔いのないよう戦っていきましょう。
監督 遠藤寛実
<南部リーグ(6年生以下)>

スコアラー 上原母
<南部リーグJr(5年生以下)>

スコアラー 大川母



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