2025.11.1 練習試合 宮崎台バーズ戦 総括
- arimakids
- 2 日前
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練習試合 宮崎台バーズ戦の振り返りです。
結果 3-8●(1試合目)、6-1●(2試合目※3回表で時間切れ)
成長点・賞賛点
・1試合目の3回の攻撃で、1アウト満塁の場面で良い攻撃が出来ました。セーフティエンドラン(バッターはストライクゾーンに近い場合は多少ボールでも打つ、ランナーはバッターが打った瞬間にスタートを切るという攻撃)のサインを出しました。初回には広翔が同じサインでスタートが遅れてアウトになりましたが、その反省を活かして3回は健のサードゴロで明太朗が良いスタートを切り、1塁送球で健が内野安打となる隙に2塁ランナーの叶夢も一気にホームへ生還、1塁ランナーの慶も3塁へ進むという見事な攻撃を見せてくれました。2試合目の初回には、同じくセーフティエンドランのサインで、1試合目にスタートの遅れた広翔が見事なスタートで生還し、名誉挽回してくれました。しっかりサインが遂行されれば、内野ゴロで得点できる作戦です。ヒットを打つよりも成功確率は高いので、それぞれがしっかりと自分の役割を果たしてくれるように練習して欲しいと思います。
反省点・改善点
・守備に関する反省点として、得点された回の最初のランナーは、全て四死球で出したランナーでした。1アウトや2アウトを取っても、その後に四死球によるランナーを出してしまい、盗塁やワイルドピッチで進塁され、ヒットで還されるというケースがほとんどでした。ピッチャーがしっかりと打たせていければ、守備でのエラーはかなり減ってきていますので、しっかりとストライクゾーンで勝負できるピッチャーになれるようコントロールを付けて欲しいと思います。
・同じく守備面で、外野からの返球やランダウンプレーでの送球など、きっちりキャッチボールすることが必要な場面でのミスが多くありました。中継プレーの乱れで、ランナーを無駄にひとつ先の塁に進めてしまう場面や、キャッチャーからの1塁や3塁への送球が暴投になる場面も何度もあり、低い送球が徹底できていなかったのが大きな反省点でした。
・走塁面では、大事なランナーが牽制でアウトになったり、1・3塁で1塁ランナーが盗塁した際にキャッチャーの速い返球を見てサードランナー飛び出してしまいました。その時の状況を考え、大事なランナーで無理をしてはいけない場面だということを全員が気付けるようになって欲しいと思います。負けている場面でのランナーは、アウトになるとチームの勢いをなくすだけでなく、相手チームを勢い付かせてしまうことにもなります。状況を判断しながら必要に応じて慎重に走塁をするようにしましょう。
総括
今日の試合では、一番大きな改善点として、一人ひとりの動きの遅さを指摘しました。プレーでの遅さという点では、ピッチャーがセットポジションにはいるまでの時間の長さ、キャッチャーが投球を受けてピッチャーに返球するまでの時間の長さ、牽制球を投げてそれを受け取った野手がピッチャーに返球するまでの長さ、その他にもベンチから守備に向かうまでの時間の長さなど、全体的にゆったりして動いていることを指摘しました。これでは、動きにメリハリがなく守備でのリズムが非常に悪くなる為、守備の時間が長くなったり、ピッチャーの投球が荒れたり、守備の時の野手の集中力が不足してエラーをしやすくなったりして悪循環になります。つねにキビキビした動きが意識出来ていないため、今日はキャッチャーからのピッチャーへの送球をピッチャーが弾いた隙にサードランナーにホームに走られました。弾いた後の動きがゆったりしている隙を突かれた失点で、こういった防げる失点が多かったのも反省点でした。
また、試合以外の部分でも、グランドインしてベンチまで歩く時や、ベンチについて道具を出すなど練習を開始するまでの準備が遅かったり、試合後に道具を持ってグランドから出るときの歩く速さなど、どれもこれもがマイペースでゆったりしている状況です。活動時間中は、休憩時間とそれ以外の時間でしっかりとメリハリをつけ、無駄な時間を減らしてキビキビと動くことを徹底していきましょう。
それから、試合中に打たれたり、ピンチでミスをしたり、打てなかったりしての悔しい気持ちは分かりますが、試合中に泣いたり、イライラした態度をグランド内で見せることは絶対にやめましょう。チームの雰囲気を沈めたり、相手に付け入る隙を与えるだけで、何のメリットもありません。悔しかったら試合後に練習でその気持ちをぶつけるようにして、試合中はその試合に最後まで全力を尽くすようにしましょう。
今日の試合では、攻撃(走塁)面、守備面、送球面、メンタル面など多くの反省がありました。それぞれ選手みんなに反省点を聞いた時は、自分達でも気づいていたと思います。新人戦に向けて、それをしっかり改善し、同じミスや指摘をされないようにして、次はもっと良い試合内容になるように頑張りましょう。
監督 遠藤寛実
<1試合目>

<2試合目>

スコアラー 上原母



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