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2025.11.3 新人戦1回戦 イーグルス・サンダース合同戦 総括

新人戦1回戦 イーグルス・サンダース合同戦の振り返りです。


結果 2-9○


成長点・賞賛点

・ランナーが3塁にいる場面でのセーフティエンドランが非常に高い確率で成功しました。初回の攻撃から、健のピッチャーゴロ内野安打で明太朗がホームへ還り、次の打者の陽斗もサードへのゴロで広翔と健の二人が還るなど、非常に素晴らしい先制点の取り方が出来ました。陽斗のサードゴロでは、ファーストへの送球間に2塁ランナーの健も一気にホームを突く見事な走塁も見せてくれました。

・2回の攻撃では、広翔のセカンドの上を越えるライナーで右中間を破りタイムリー3塁打、次の健はサードの頭上を越えるタイムリーヒット、晃琉もランナー3塁の場面でのピッチャー返しの低いゴロでセンター前にタイムリーを放つなど、ヒットでの得点も取れました。今日の打撃では、フライになった打球が1つと三振が1つだけで、あとは全てゴロやライナー性の打球が打てており、非常に良い攻撃が出来ました。遼平のショートゴロや遼太のピッチャーゴロもありましたが、いずれもランナーを進める進塁打になりました。ゴロや低く強い打球を打てることで、相手のミスの可能性も出ますし、外野へ抜ける可能性も出てきますので、今日のようにしっかりと低い打球を意識して打ちましょう。

・今日の3回の守備で、3塁を狙って飛び出した2塁ランナーを挟む場面がありました。キャッチャーの広翔がサードの晃琉へ送球して挟み、2塁へ向かってランナーを追いかけました。セカンドの遥歩が2塁ベース付近で待ち構え、ランナーが近づいてきた瞬間に「ヘイッ!」と声を掛けて前に走り出し、その声に応じて晃琉も遥歩に送球して、捕球した遥歩が目の前のランナーをタッチアウトにするプレーでした。ランダウンプレーを送球一発でアウトに出来、先週三島コーチと一緒に練習した内容がそのままプレーで実践できていて、本当に見事でした。晃琉の送球も、呼んで前に出た遥歩もそれぞれ完璧なタイミングでのプレーでした。


反省点・改善点

・攻撃で良い点が多く見られた一方で、守備ではピッチャーのワイルドピッチが目立ちました。特にランナーがいる場面で、盗塁を意識するあまり力が入ってワンバウンド投球になる場面が多く、非常にもったいないプレーとなっていました。盗塁が明らかな場面では、キャッチャーの顔付近(ややストライク高めの球)を意識して、キャッチャーが送球しやすい球を投げるようにしましょう。

・反省点ではありませんが、3回裏の攻撃の無死2・3塁の場面で、広翔には通常通りの打てのサインでした。ショートゴロで3塁ランナーの慶がホームインし、ショートのファーストへの送球間に2塁ランナーの明太朗もホームを狙いましたが、クロスプレーでタッチアウトとなりました。「打て」のサインでしたので、ランナーとしては二次リードからの通常スタートだったと思います。そこで今後は3塁にランナーがいる場合の2塁ランナーについては、常にセーフティエンドランのイメージでスタートを切る意識で二次リードするようにしましょう。3塁にランナーがいれば、2塁ランナーは多少二次リードが大きくてもキャッチャーから狙われることが少ないので、内野ゴロで一気にホームを狙ったり、ワンヒットでホームを狙うためにも、2塁ランナーは打った瞬間のスタートを速くすることを意識するようにしましょう。


総括

新人戦の初戦を突破できました。非常に良い内容で、全員で戦ったなと感じる試合でした。肘の違和感で途中出場となった慶も、出場まではサードコーチャーで非常に大きな声とジェスチャーでランナーに指示をしてくれていて、素晴らしいコーチャーでした。翔太も出場までの時間に毎回レフトとのキャッチボールを積極的にしてくれたり、唯一Bチームから参加してくれた侑里も治りかけの足でもしっかりボールガールを務めてくれて、ベンチメンバーもチームの勝利に貢献してくれていました。

また、今日は急遽スタメンのポジション変更となり、晃琉がサードでのスタメン出場となりました。練習で何度かサードの守備練習は行っていましたが、今日の晃琉の守備はそれらの練習の内容をしっかり覚えていて、サードとしての役割や動きをきっちりとこなしてくれていました。盗塁への備えや、ショート前の緩い打球への積極的な捕球、取ってから送球までの素早い動きなど、サードに必要な動きをきちんと出来ていて、今後への期待が膨らむ素晴らしいサードでした。色んな選手がこういう急遽守るポジションでもしっかりと役割をこなしてくれるように、日頃の練習でも色々なポジションの動きを覚えてくれると、チーム力を落とさずにポジション変更ができるようになります。是非他の選手も複数ポジションで出場できる力をつけておいて欲しいと思います。

試合前に、体調不良で参加できなかった叶夢のためにみんなで次に繋げておこう!と話したことを、今日は全員が一致団結してそれを実現してくれました。次のフレンズも良いチームですが、今日のように一人ひとりの持ち味をしっかりと出してくれて、次戦はそれに叶夢の力も加われば、十分に勝てるチーム力はあると思います。フレンズ戦に向けて、更に練習して一つひとつのプレーの精度をさらに高め、今日以上の試合をできるように頑張りましょう。今日はナイスゲームでした。


監督 遠藤寛実

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スコアラー 大川母

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