2025.11.15 南部リーグ 野川レッドパワーズ戦 総括
- arimakids
- 11月15日
- 読了時間: 4分
南部リーグ 野川レッドパワーズ戦の振り返りです。
結果 1-2●
成長点・賞賛点
・今日がアリコでの最後に試合となった、6年生の3人がそれぞれの仕事をしてくれました。倫太郎はチームで唯一の長打(3塁打)をレフトオーバーの見事な当たりで放ってくれました。しっかりと自分のスイングで自分のポイントで打つことが出来た見事なバッティングでした。豪は今日唯一の得点となった5回2アウト3塁の場面で、サードへの高い叩きつけた打球でのタイムリー内野安打を放ちました。フライではなく、転がすことでヒットになる可能性が高まることを示してくれたバッティングでした。智基は、5回を70球で1四球2失点と好投してくれました。4回に2失点されましたが、それ以外は要所をしっかりと抑え、必要なところでは三振も取りに行くナイスピッチングでした。やはり6年生の活躍は大きいなと感じる内容の試合でしたし、後輩達にも3人のこれまでの努力と成長がしっかり伝わったことと思います。
・打撃では、良い当たりがいくつもありました。叶夢のセンター前への低いライナーでのヒットや、ショートのファインプレイでアウトになりましたが広翔のショートライナー等は、自分のタイミングまで呼び込んで打った良い当たりでした。試合後の練習で行った、タイミングを取る練習の上手くいったパターンでのバッティングでした。こういった打撃を常にできるように練習を繰り返していきましょう。
反省点・改善点
・少しだけ雑な打球処理になった守備でのエラーがいくつかありました。余裕のあるセカンドゴロの打球を片手で取りにいってはじいたり、低い打球のサードゴロを上から捕りにいってはじいたり、ショートの横を弾いて抜けたカバーのレフトが、バウンドが合わずに後ろに逸らしたり、決して難しい打球処理ではない場面でのエラーが目立ちました。結果的に失点に繋がった場面もあり、0点に抑えるためには、少しの油断や雑なプレーもしない集中力が大事です。いつもなら捕れている打球をエラーする時は、この集中力が弱まった瞬間に起こることが多いので、試合中は1球1球への集中力を高く保つようにしましょう。
・レフト後方に逸れて先制点を取られた次の打者は、初球をレフト線に運ばれ大きな2塁打を打たれました。この場面は、相手チームも先制して勢いが付いていて、打者も打つ気満々で打席に入ってきていました。そこに初球の甘いストライクを取りに行き、フルスイングされてしまったという形でした。先制点を取られて、他の野手も何となく冷静さを欠いている場面では、特にキャッチャーや内野手が間を取ってピッチャーに声を掛けに行ったり、次の初球はボール球から入るなど、落ち着いた守りができるような時間の使い方も覚えていきましょう。逆に、このような場面で自分達が攻撃側だった場合、初球のストライクを積極的に打ちに行くなど、相手に落ち着いてプレーさせないような畳みかけるような攻撃が出来るようにしてみましょう。
総括
今日は6年生にとって最後の試合でしたが、5年生以下の後輩達には、しっかりと6年生の姿が目に焼き付いたことと思います。智基が話してくれたように、早く先輩を追い越して、自分達の実力を付けていけば、更に強いチームになっていけると思います。一人ひとりの実力アップが、結果的にチーム力を高めていくことになりますので、試合に出ている9人だけでなく、10人目の選手、11人目の選手といった全選手が成長して自分達を超えて欲しい、それが6年生の後輩へのメッセージだと思います。
今日のレッパは、相手に欠席者がいたとはいえ県大会上位のチームです。それを2失点で抑えたことは成長だと思います。とはいえ、何度もチャンスを作りながらも1点しか取れなかったのが悔しい部分でもありました。試合後の練習では、それを踏まえての打撃練習を行い、自分のポイントまでボールを引き付ける練習、自分のタイミングを覚えて強く打つ練習をしました。右打者も左打者も、それぞれのキャッチャー側の足に体重を乗せて片足で待ち、ゆっくりと投球動作に合わせて上げた足を前に出していく動きを繰り返したと思います。片足で待っている段階でふらついているようだとスイングは安定しません。まずは構えた状態で片足で待ってもふらつかないように、宿題で出したテレビのCM中に片足で立ってみる、などの練習をそれぞれでやってください。また、こういった練習を今日からやるようになって欲しいと思います。明日からではなく、今日からやる。そういった心がけが上手くなるためには必要になりますので、自分で時間を見つけながら今日から取り組んでいきましょう。
監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母



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