2025.11.30 練習試合 リトルグリーンズ戦 総括
- arimakids
- 11月30日
- 読了時間: 4分
練習試合 リトルグリーンズ戦の振り返りです。
結果 12-3○
成長点・賞賛点
・健と幸次郎が二人で投げ切ってくれました。健が2回3死球1失点、幸次郎が3回5死四球2失点と制球面では苦戦しましたが、左投手の利点である牽制を上手く使い、2度の牽制アウトを取りました。ランナーを出しても、簡単に盗塁させなければ、得点されるのを防ぐことも可能です。左投手のメリットを最大限に活かした投球が出来るように、更に制球力を磨いていきましょう。
・慶が非常に打撃好調でした。4打席の内、3打数3二塁打1四球と4番としての役割をしっかり果たしてくれました。初回は右中間への2塁打、3打席目はレフトオーバー、4打席目は満塁の場面でレフト線への走者一掃のタイムリー2塁打となりました。ピッチャーの球を捉えるポイントが前に置けていて、詰まらさせれることなく、強い打球を打つことが出来ていました。良いときの慶のバッティングが戻ってきた感じで、特に4打席目のレフト線へのライナーは見事でした。
・守備では、ランダウンプレーの精度が高くなってきました。今日も牽制で1塁ランナーを挟んだ際、1往復で挟殺を完了させ、時間をかけることなくランナーをアウトにすることが出来ました。タッチする際の受け手が前に出ながらボールをもらうことが出来ているのが大きなポイントで、以前練習したことがしっかりと身についてきたなと感じるプレーでした。
・2回の攻撃の際、1死1・3塁でランエンドヒットのサインを出しました。1塁走者の明太朗は、叶夢のショートへのやや高いゴロの間に、一気に2塁を回って3塁を陥れました。相手のショートがファーストへ送球する間を狙った積極的な走塁で、次の塁を狙う意識の高い、見事な走塁でした。
・初回無死2・3塁の場面で、バッターの叶夢にセーフティエンドランのサインを出しました。きっちりと内野ゴロをうつだけでなく、右方向を狙って強く叩けたことから、早い打球で1・2塁間を抜けてライトゴロを打ちました。ライトが浅かったため叶夢はライトゴロになりましたが、これにより2点先制することができていて、これが正に狙い通りのバッティングという会心の打撃でした。
反省点・改善点
・今日のピッチャーの二人には、四死球を出さないことを最優先課題に挙げていました。低学年生が多いチームであれば、ストライクが必要な時に取れるようにしておくことが大事です。今日も9番打者を四球で歩かせる場面もあり、3失点も全て四死球で出したランナーに還られての失点でした。1対0で勝つためには、四死球でのランナーをいかに出さないかが非常に重要になってきます。今日の健と幸次郎以外のピッチャーも、ボール球が続いた時に、100%の力の球ではなくてストライクが取れる球を持っておくように練習しておいて欲しいと思います。
・守備でサードとショートの間に落ちる打球がありました。ショートの叶夢が声を掛けて捕りに行こうとしましたが、サードの明太朗も取りに向かい、結果的にお見合いして捕れませんでした。間の打球については、できるだけ後ろから追う人が捕った方が捕りやすいので、内野と外野の打球や、ピッチャーと内野手の間の打球など、後ろから前に向かって捕りに行く選手が積極的に追うようにしましょう。
総括
今日は相手が5年生1人であとは4年生以下というチームでした。バントの練習の成果を出す為に、出来るだけ盗塁で進めずに、バントで攻撃するように課題を持って試合に臨みました。結果的にですが、バントの成功率は50%弱というところで、一発で成功したのはほとんどありませんでした。練習の時から、試合のつもりで1球で決める意識で練習しておかないと、試合の時にも成功する確率は下がります。セーフティバントやスクイズなどのサインは、相手チームにバレると使えない攻撃手法ですので、バレていない時に一発で成功させるために集中して練習を行いましょう。
バッティングに関しても、同じようなファールを打っている選手も何人かいて、1球1球打つ場所やタイミングを変える等、工夫しながら変化させていくことが重要です。ボールの下を打ってファールになったなら、次はボールの上側を打つ意識で振るなど、毎球どうすれば結果に繋がるかを考えながら変えていくようにしましょう。
練習の成果も徐々に出てきたと思います。更に成長するためにも、指摘された選手だけではなく、それ以外の選手も自分のプレーを一つひとつ振り返って、次の成長に繋げられるよう自主的に取り組んで練習していきましょう。
監督 遠藤寛実

スコアラー 大川母



コメント