2025.11.22 練習試合 山内フェニックス戦 総括
- arimakids
- 11月22日
- 読了時間: 4分
練習試合 山内フェニックス戦の振り返りです。
結果 5-14○(1試合目)、5-0○(2回表時間切れ)
成長点・賞賛点
・打撃面において、必要な場面で必要な打撃が出来ていました。初回の明太朗の場面では、無死3塁でセーフティエンドランを1球で決めてくれました。3回の攻撃では、先頭打者の晃琉がサード前へ完璧なセーフティバントを決め、慌てたサードが1塁へ暴投して無死2塁とチャンスを作りました。4回の遼平も1死3塁でピッチャー前に転がしてセーフティエンドランを決めましたし、2試合目の2回の攻撃では1死3塁で明太朗がエンドランを決める等、サインによる攻撃でのチャンス拡大や得点も多く取れました。
・バッティングではヒットによる得点も多く取れました。きっちりと捉えた打球も多く、陽斗のレフト線寄りのレフトオーバーや、慶のセンターオーバー、遼平のセンター前へのライナーのヒット、広翔のショート頭上を越えるセンター前ヒット、幸次郎のセンター右への2塁打など、その多くがタイムリーヒットとなっており、打って点を取ることもできました。打球の角度も良く、高いフライでのヒットではなく、ライナーに近い綺麗な角度でのヒットが多く、しっかり捉えたヒットでした。
・守備では、今日は投手陣が頑張って好投してくれました。特に、叶夢が2イニングを無四球の21球で6人で抑える完璧なピッチングでした。非常にリズムよくポンポンと打たせてくれましたので、守備もテンポよく守ることが出来ました。その他の投手陣もエラーがらみの失点等はありましたが、広翔も無四球でしたし、明太朗、慶、陽斗もそれぞれ安定して投げてくれました。2試合目まで合わせてもトータルで1四球のみと、今日は無駄なランナーを出さないように各自よく投げてくれたと思います。
・今日も5回の守備でランダウンプレーがうまくアウトに出来ました。バッターランナーが2塁に向かったのに対し、バックホームされた送球をキャッチャーの広翔が2塁に転送し、セカンドの晃琉がバッターランナーを挟みました。1塁方向へランナーを追いかけ、ファーストの幸次郎が良いタイミングで声を掛けて前に出て晃琉からのボールを受け、目の前のランナーにタッチしてアウトにしました。投げた晃琉のタイミングと、呼んだ幸次郎のタイミングが一致し、一発でタッチアウトに出来たのは素晴らしかったと思います。以前に練習してから、ランダウンプレーの精度がとても高くなったと実感しています。
反省点・改善点
・バッテリーでの配球についての反省点です。初回の守備の時、2死2塁の場面で5番打者を1ボール2ストライクと3球で追い込んでいました。ピッチャーが有利なカウントで、4球目にストライクを投げてレフト前ヒットを打たれました。この直前に、ベンチから「ストライクゾーンを広く使え」という指示を出していました。ボールカウントに余裕があるので、ボール球になっても構わないから、外角などの厳しいコースを突いて投げろという意味でしたが、インコースのストライクを投げてレフト前へ運ばれました。また、次の6番打者で2死2・3塁となり、ここも2ストライク1ボールと追い込んだにも関わらず、3球連続でストライクを狙ってしまってボール球を使えませんでした。ピッチャーやキャッチャーをする選手は、自分だったらどんなところに投げられたら嫌か、どんな球が来たら打とうと思うかを想像し、それの裏をかく必要があります。ボール球が先行した場合は仕方ありませんが、ストライク先行でカウント有利な時は、ボール球を有効活用する配球を考えるように習慣づけして欲しいと思います。
総括
今日は試合前に、点差を考えて試合をするのではなくて取れるだけ点を取り、出来るだけ失点を抑えて、試合終了時にどれだけリードしているかという感覚で試合をしましょう、と話をしました。初回に3点取られましたが、こちらの攻撃のペースは1点ずつ積み重ねるという方法で得点を重ね、結果として14点を取ることが出来ました。守備でも、1点の失点を恐れずにアウトを重ねることを考えての守備が出来たと思います。細かいミスやエラーはありますが、無理に0に抑えようとせずに1点取られてもそれ以上は出来るだけ失点を抑えるという考え方で、落ち着いた守備が出来ていてよかったと思います。
また、ランナー1・3塁でのランエンドヒットのサインでは、サードランナーの遥歩がスタートしてしまった場面もありましたが、大事なのは次に同じミスをしないために練習して、サインを理解して次の試合に臨めるかどうかです。今日の試合で失敗して指摘されたことを、どれだけ一人ひとりが自分のこととして感じられるかが重要になります。他人事だと思わずに自分の成長に繋げて欲しいと思います。
明日のフレンズ戦に向けて、今日の振り返りで良かったことも指摘されたことも、しっかりと活かしていって欲しいと思います。
監督 遠藤寛実
<1試合目>

スコアラー 上原母
<2試合目>

スコアラー 上原母



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