2025.8.23 あじさいリーグ予選 新作第二少年野球部戦 総括
- arimakids
- 8月23日
- 読了時間: 4分
あじさいリーグ予選 新作第二少年野球部戦の振り返りです。
結果 6-7〇(7回タイブレーク)
成長点・賞賛点
・特別ルールで実施した延長タイブレークでしたが、表の守備で無死1・2塁から0点でしのぎ、裏の攻撃で得点してのサヨナラ勝ちとなりました。裏の攻撃の先頭打者の健が、完璧な送りバントをサード側へ決め、これがバントヒットとなりました。フェアグランド内に転がしてくれれば良いよ、と伝えていましたが、緊張する場面でもそんな期待を上回る見事なバントでした。
・タイブレークの守備では、先頭打者の送りバントををバントヒットにしてしまい無死満塁としましたが、次の打者のセカンドライナーを陽斗が冷静に処理してダブルプレイにしました。バックホーム態勢の前進守備で、セカンドへの強いライナーでしたが、がっちりキャッチした後、飛び出した3塁ランナーに対して慌てずにサードへ送球し、きっちりとアウトを取りました。状況判断が出来て、落ち着いた捕球と送球が大ピンチからチームを救うビッグプレイとなりました。
・3回の攻撃では一挙に6得点の猛攻となりました。先頭の叶夢が四球で出塁し、続く陽斗がセンター前へのクリーンヒット。エラーを挟んで明太朗のセンターオーバーの2塁打、広翔のセーフティなども決まり、走塁も絡めてしっかり点を取ることが出来ました。他の回に比べて、強く叩けた打球が多かったのも良い結果に繋がったと思います。
反省点・改善点
・守備では、もったいないプレーがいくつもあり、結果的にそれらのプレーが失点に繋がってしまいました。2回の先頭打者のピッチャーフライの落球や、3回のセカンドゴロの暴投、5回の1アウト3塁でのピッチャーゴロでは、1塁へ送球間に3塁ランナーが突っ込んでファーストからホームへの送球が暴投となるなど、慌てずにいつも通りのプレーができればどれもアウトに出来ていたプレーでした。それぞれ別のイニングでの個々のプレーですが、こういったミスが何度も出ていることが課題です。ミスを恐れないで思い切ってプレーすることは大事ですが、雑にプレーすることとは違いますので一つひとつのプレーは丁寧に行うようにしましょう。
・今日もまだフライでのアウトが非常に多かったです。出場した9人の内7人がフライでのアウトの打席がありました。また、自分のスイングをしっかり出来ずに当てに行くスイングが何度もあり、自分の振っていると思っている場所よりも低いところを振っているのが現状です。相手チームの2番打者がランナー3塁の場面で叩きつけてのセンター前ヒットを打ったのを見たと思います。どこを打てばどんな打球になるか、ファールを打つ中で考えながら調整するようにしましょう。
総括
今日はあじさいリーグ予選の最終戦でした。何とか勝利で終えることが出来ましたが、今日の試合でもまだまだ先週指摘のあった「執念」を見せるとい勢いが足りないかなと感じました。まだなんとなく「勝ちたいな~」という感じでした。「絶対に勝つぞ!」という意気込みを感じるプレーをする為には全員の迫力が必要です。タイブレークでのダブルプレイなどは、もっともっと盛り上がって「ぃしょっしゃぁぁぁぁぁ!ナイスプレイーーー!!!!」という感じの大合唱になって欲しいところですし、大事な場面で三振したら思わず声が出てしまうくらい悔しがって欲しいです。ベンチの選手ももっと前のめりになって、出ている選手以上に元気を出すくらいに試合にグイグイ参加して欲しいと思います。
そういった姿勢や意気込みが出てくると、チーム自体が盛り上がり、逆にいつもは静かな選手もつられて感情や声が出てくるようになります。結果として「勝つんだ!」という気持ちも強くなって、それがプレーや声援に表れるはずです。
あじさいリーグの予選が終了し、決勝トーナメントに進出してもオープントーナメントに出場しても、今度こそ負ければ終了となります。勝ちたいという気持ちを強く持つことは、野球が上手いがどうかは関係なく、全員が最大まで発揮できる力だと思います。今後の試合ではまずは勝利への強い気持ちを全部出して試合に臨むようにしましょう。
監督 遠藤寛実

スコアラー 上原母
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