2025.8.24 練習試合 犬蔵ワイルダース戦 総括
- arimakids
- 8月24日
- 読了時間: 4分
練習試合 犬蔵ワイルダース戦の振り返りです。
結果 4-1〇(1試合目)、3-3△(2試合目:5年生以下)
成長点・賞賛点
・2回の裏の攻撃で、2アウト1・2塁の場面に豪がレフト前へのフライを打ちました。2アウトなので、2塁ランナーの晃琉はホームまで帰ってきました。1塁ランナーだった遼太も、しっかりと2塁を回って、ギリギリでしたが3塁まで陥れることが出来ました。2アウトなので捕球されればチェンジとなる為、これまで全力で次の塁を狙うような走塁が出来ておらずに注意される場面が数多くありました。今日の遼太は、しっかりと一つでも次の塁まで走ろうとする意識で全力疾走出来ていて、こういう走塁をするべきという見本の走塁でした。これが当たり前にできるようになると、プレーに隙が無くなりチャンスをどんどん広げることが出来るようになります。今日の遼太のような走塁が、全員当たり前にできるように意識して走塁して欲しいと思います。
・今日は全体的にゴロや低い打球を多く打てていたと思います。昨日の反省会での内容を意識して打席に立てていたなと感じました。広翔のセカンド方向へのライナー性の打球も、低い打球だったので相手のセカンドもバウンドが合わずに捕球できず、結果としてそのまま右中間を抜ける2塁打になりました。低い打球はスピードも速くなる為抜ける可能性も高くなりますし、バウンドを合わせて捕った上にファーストに送球する必要が出るので守備側へのプレッシャーもかかってきます。今日のようにできるだけ低く強い打球を狙ってスイングして欲しいと思います。
反省点・改善点
・2試合目の5年生以下の試合では、2人の投手で初回と2回の守備で合計8つの四死球を出しました。試合では久しぶりの投球だったかと思いますが、その後にリリーフした明太朗と広翔はきっちりと抑えてくれて、ピッチャーの役割がいかに大切かを痛感したかと思います。ピッチャーをやる選手は、土日の練習だけ20~30球のピッチング練習で十分なコントロールを身につけるのは難しいです。家で素振りするのと同じく、投球も自主的にキャッチボールをしたり、的に向かって投げる練習をしたり、何かしら工夫して自主練することが大切です。そうやって磨いた投球力を、試合で発揮して初めてチームの仲間からピッチャーとしての信頼を得ていくことができます。プロの投手でも打たれる日や投球が乱れる日はありますが、それを取り返すために一生懸命練習し、その後の試合で結果を出していくことでまた信頼される投手になります。ピッチャーをする選手やピッチャーをしたい選手は、そういった日頃の自主的な練習をしっかりやって欲しいと思います。
・今日は試合中にも、打席で自分のいつものスイングが出来ていないと注意された選手がいたと思います。相手ピッチャーの球に合わせようとするあまり、いつも素振りやティーバッティングで振っているスイングが出来ず、力が入っていなかったり、手だけで当てに行くようなスイングになっていた選手がいました。自分のスイングを思い切ってするために、タイミングを合わせる練習をして打席に向かうことが大事です。その上で、しっかり打席で振りながらタイミングを修正していかなければなりませんので、ストライクを簡単に見逃しているとその調整も難しくなります。打席ではしっかりスイングすることをまずは意識して振るようにしましょう。
総括
昨日の反省会と今日の試合の前に、一人ひとりの持つ100%の感情、気迫、執念といった気持ちを前面に出して、絶対に手を抜くことなく全力プレーを徹底しよう、と話をして試合に臨みました。とはいえ、今日の時点ではまだまだ全力や100%には程遠い、40%くらいの気迫や感情だったようには思います。倫太郎が3者連続三振に抑えたイニングの盛り上がり具合も、もっとみんなで喜んだり盛り上がって倫太郎を出迎えても良かったように思います。他にも、チャンスなどで打席に入る選手も、相手ピッチャーに「こーい!!」という気迫を見せるような掛け声も出さずに黙って打席に入るケースも多く、もっと気持ちを自分で高めるような工夫も出来たのではないかなと思います。
とはいえ、昨日の試合に比べればはるかに意識は高くなっていて、自分に出来ることを少しでもやっていこうとする意識は十分に感じられました。ベンチからの掛け声も、単なる応援だけでなく相手打者の特徴を伝えたり、ポジショニングに関するアドバイスの声掛けも格段に良い内容でしたし、ボールボーイでの動きにも特に叶夢などキビキビした集中力のある動きになっていて、プレー以外の部分でもできることを全力でやろうとする姿勢が随所に見えました。
目標として100%の全力プレーを目指しますが、いきなりは難しい部分もあります。ピリッとした動きで集中して試合に取り組めるように、時には必要な言葉は仲間同士でもしっかり掛け合いながら、チームの雰囲気を前向きな姿勢になるように全員で心がけていって欲しいと思います。
監督 遠藤寛実
<1試合目>

スコアラー 大川母
<2試合目(5年生以下)>

スコアラー 大川母
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